”知らなきゃ損する”医師のためのキャリア・転職の用語集

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キャリアってそもそもなんだ?

キャリアの概念

キャリアの語源は諸説あるようですが、「車の轍や車道」というところから始まっており、そこから人が通る道筋、足跡を意味するようになったといわれています。それが派生し人の経歴や遍歴なども意味するようになりました。

そうした意味によると、広義の意味では“人の一生の展開”がキャリアといってもよく「生涯、個人の人生とその生き方そのもの」を表します。これを一般的にライフキャリアと表現します。つまり給与をもらって働く仕事のみではなく、家庭内での仕事、趣味、地域での活動をも含めた生活を意味するのです。一方仕事のみの概念に限定したものをワークキャリアと表現します。これは【職業、職務、職位、履歴、進路】といった職業生活のものに限定されます。これは広義のキャリアの解釈に対し、狭義のキャリアと呼ばれます。

医師のキャリア

一般的に“医師のキャリア”という場合は、医師になってからの職業生活(狭義のキャリア)を主に表します。つまり医学部を卒業して国家試験を受かってからその“キャリア”は始まり、それは白衣を脱ぐところまでを指します。

2004年以前は医学部を卒業してから自分の卒業大学、またはその他の大学の医局に属するのが一般的でした。医師のキャリアは自分の所属する医局またはその教授により決定され、医師はそれに従って自分のキャリアを築いていたのです。ところが2004年度以降は初期研修先を自由に選べるようになったことで、自分が将来のキャリアについて考える必要が出てきました。「自分が何に向いていて、どうしたいのか」医学生は自己分析をしそこでキャリアビジョンを作る必要が出てきたのです。

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