女性医師のキャリアサポート
〜ここでは過去3年間の間にニューハンプシャー医局を通じて転職された3人の女性医師の転職ストーリーをご紹介します。
なお当社は常勤医師の転職だけでなく、女性医師の非常勤求人も多数取り扱っておりますので、アルバイトご希望の方もぜひご相談下さい。
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多田真由美先生(仮名) |
年齢: |
38歳 |
専門科目: |
消化器外科 |
転職前: |
民間病院の一般外科 常勤勤務(東北地方) |
転職後: |
Aクリニックでの健診・人間ドック 常勤勤務(東京都) |
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1.ご相談のきっかけ
弊社で1年前にご登録いただいたY先生からご紹介ということで、登録いただきました。もともと首都圏の大学医学部でご一緒の仲ということでしたが、多田先生のご実家が病院経営をしている関係で、ご実家に戻られて一般外科医として勤務されておられるということでした。Y先生と多田先生が久しぶりに再会した時に転職をお考えということをY先生が知り、当社の名前をお伝えいただいたようです。
2.転職理由について
ご実家の病院で一般外科医として勤務をし始めたのですが、100床規模の中小病院でしかも外科医は先生お一人。大きな手術がある訳ではないですが常に緊張を強いられる環境の中でご自分への負担の大きさがストレスとなってこられたようです。また手術中心より上下内視鏡を中心とした検査業務への転換を考えられた際、実家の近くではそのようなことが出来る環境がないということで、以前おられた首都圏内での転職を考えられるようになりました。
3.弊社が多田先生へお勧めした施設とは
多田先生は消化器外科出身だということでしたが、内視鏡についてはご実家におられた間それほど症例がなく、また大腸内視鏡についてはほとんど症例がないことでした。ただ今後は内視鏡検査を中心に勤務をしていきたいということでしたので、内視鏡の検査数が多く、また常勤の先生がご指導いただけるような施設ということでリサーチをしましたところ、都内のAクリニックにおいて、症例数があり、先生に対する教育環境がある施設をご紹介するにいたりました。
4.求人紹介〜入職まで
Aクリニックは多田先生としては願ってもない施設ではあったのですが、逆に内視鏡の症例数が群を抜いて多かったこと、また大変忙しい施設ということで自分がついていけるかということが非常に不安だったようです。ただ院長先生が指導していただけること、また周りに女性の先生が多かったということもあり、入職を決断されました。また今では上下ともかなりの速さで検査をすることが出来、Aクリニックでも貴重な戦力となっておられるようです。
5.当社コンサルタントから見た多田先生の転職成功のポイント
多田先生の転職成功のポイントは、『内視鏡の腕を高めたい』という意欲によるものが大きいと思います。全国的な医師不足の中、東京都でも医師の偏在や不足は顕在化しておりますが、女性医師の中でも消化器内科医で内視鏡検査を非常勤でやりたいという方は多い状況になっております。そういった状況の中で常勤として勤務いただけるというのはクリニック側としてもメリットが大きく、また患者さんウケも良いことから、多少腕が低くても積極的に学んでいただける姿勢が評価されたものだと思います。結婚や育児で一旦一線を退かれた方も勇気をもって常勤(もしくは週4くらいでも)での勤務意欲があれば、求人も先生に魅力を持つものと思われます。