医師の転職については、医師不足の状況が続いていることから、求人側(=病院)は見学や面談の時に非常に気を遣われ、医師の方の気を引こうと面談は病院側のペースで終始なごやかに行われます。また求人の中には、食事会を開催し、お酒を飲みながら誘いをかける例もあると聞きます。
だがそういう席では、求人側は自院のマイナス面はあまり話に出さないことが多いようです。
一般の社会人の面接であると、面接官が渋い顔をしながら
「うちは残業多いですが、大丈夫?」
「他社と比べて給与低いけどがんばれる?」
など圧迫するような質問を投げたりしますが、医師の面接の場合そういうことはほぼありえないと言えるでしょう。
求人側の情報というのは、紹介会社を使っていれば第3者としての意見ということでプラス面マイナス面を客観的に把握することが可能ですが、自分だけで動いている場合面談時の情報だけでは不十分な場合が多いと思います。
そこで私が面談を終えた医師にお勧めしているのが、入職前の打ち合わせです。求人の条件や勤務形態などはすでに求人票や雇用条件書などで目を通されている場合が多いですが、出社日までにいま一度求人側とすり合わせをした方がお互いのためになるような気がしています。
院長にお時間を頂くことは無理かもしれませんが、現場の医師や事務方に少し時間を取ってもらい、入職する上での注意点や診察の進め方などをお話すると、入職する際、随分とスムーズに勤務がスタートできるのではないでしょうか。
またその打ち合わせにおいて不明点や疑問点がもしあれば、入職日までに明らかにしておくと、入職後のトラブルも随分防げるのではないかと思います。
特にクリニックの院長で入職される場合などの場合、事前打ち合わせは大切です。
入職前の打ち合わせにより事前の不安を出来るだけ取り払うことで、より早くその病院の戦力になるのではないかと思います。
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